十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)× 十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の〝最小公倍数〟が「六十干支」、『甲子』から始まり『癸亥』で終わり、『甲子』に還る・・・・・日本では、飛鳥時代から連綿と続く「干支暦」
60の干支を円状に並べると、(上図のような)花が咲いたように見えることから「六十花甲子」と呼ばれることの方が多い。
一般的には知られていない「六十花甲子」ですが、阪神甲子園球場は、1924年「甲子」の年にできたことから「甲子園」と名付けられました。「六十花甲子」をもっと身近に感じていただきたく、更に、例を挙げると「壬申の乱」「戊辰戦争」「辛亥革命」(その年の「干支」に因み)など、60歳を迎えると「還暦」(生まれた年の干支と同じ干支の年を迎えること)「暦が還る」。「還暦」の慣習は、日本人に干支の存在が共通認識にあると言う表れでしょうか。還暦を迎えた人に「赤いちゃんちゃんこ」を贈った。一昔前の風習とかになりそう!? 否、今でもありそうな話ではありますが。
「六十花甲子」の成立は、暦の成立でもある。「年干支」「月干支」「日干支」の三柱で占う算命学、「年干支」は60年で一巡、「月干支」は60ヶ月(5年)で一巡、「日干支」60日で一巡、年月日はそれぞれ独立性を持っており、時間の長短に関係なく対等であるとして、「干支暦」を用いることにより、「年」「月」「日」各時間範囲にそれぞれ「六十花甲子」が循環することを可能にしたのでした。
算命学では、今日一日の干支は、地球上に影響しているものとされており、日付変更や時差を考慮する必要がなく、「干支暦」を生まれた国の年月日に合わせて算出すれば良く、日本国でも〝時差〟を計算に入れる必要はないとのことで、生まれ時間が不明でも、出生地がどこでも、「誕生日」の三柱が、その人の〝宿命〟となるのです。
誕生日の「干支」を知れば、ご自分のことが理解できるようになり、〝腑に落ちた〟〝目から鱗〟の人生となること請け合いですが、〝符号〟にしか過ぎない「干支」を読み解くことは、ご自身で勉強するか、知ってる人に聞くしかありません!「占い庵」では、レッスンも兼ねた占い鑑定を実施しておりますので、お気軽に、コメント(お問い合わせ)いただけると幸いです。
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