埼玉県さいたま市大宮武蔵國一宮氷川さま近くの地の利を得て、パワーストーン&占いを生業とする株式会社セオリー店主、占いの勉強をはじめたのは遅く、独学の期間が長く、どこかに所属してるとか特定な師匠がいるわけでもなく、現在に至っております。その分、すべての人、すべての現象からの学びに、誰かに忖度することも遠慮することもありません。今後も何かを学ぶにしても、タオイストとして、このスタンスを崩すことはないでしょう。
さて、今日ご紹介する、昭和30年代、日本が高度成長へと向かう頃、一世を風靡した大ベストセラー、黄小娥著『易入門』新装版!
店主、独学の一歩として、書店で目にした赤い表紙に白い帯の『易入門』〝これ、読みなさい!〟と、天からのメッセージ♪ 店主の独学に合わせて再出版されたかのようなタイミング。(笑)
筮竹で占い、算木にお示しするという方法がポピュラーだった当時の難解な『易』を、わかりやすく、誰でもが身近な問題を易者に尋ねるのではなく、自分で気楽に占えるよう、占う道具は、コイン。政財界、芸能界、スポーツ界に人脈のあった美人易者、角界著名人を占い、驚異的的中率であったとか、出版した『易入門』は、瞬く間にベストセラーとなり、世間の注目を一身に浴びたようです。
そんな著者の所属する一門は、嫉妬心を露わにし、著者を破門、著者は故郷に帰り、目立たぬよう静かに次の人生のステージに…。
『易入門』が、再び脚光を浴びるチャンスが到来したのは、黄小娥先生が余生を静かに過ごしていた平成15年の夏、昭和30年代と平成10年代との隔たり、昭和の多くの人々に支持された如くに平成の人々が受け入れてくれるのか、さぞや悩まれたでしょうが、内容は変えずそのままでとの出版社の意向に合わせられ、再出版されたとのことです。
『易入門』あとがき最後に書かれた、黄小娥先生のメッセージ♪を以下にお伝えいたします。
いまもむかしも、時代は変わっても、人間の生活に変わりはありません。生まれてから死を迎えるまで、時代の影響はあるでしょうが、少しでも自分の運をよくしようと思って努力すれば、自然としあわせが来るでしょう。幸福や喜びーーそれは、あなた自身が「思うこと」「感じること」です。人間は未来に夢を託しつつ、来る日も来る日も、新しいカレンダーをめくりながら過ごしています。しかし、昨日は今日にはなりませんし、明日に希望を求めて今日一日を十分に充実させることができれば、悩みや悲しみの入りこむ隙間などありません。どうぞ、この本を、あなたの「よかった!」捜しに、お役立てください。黄小娥 (アンダーラインは、店主)
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ゴールデンウイーク明け、お疲れの方も多い時節、ご自愛ください。